「オフィスの話し声が気になって、資料に集中できない」「在宅勤務中、家族の生活音でオンライン会議に集中できない」——そんな悩みを抱えていませんか。
周囲の音は、意識していなくても集中力を少しずつ奪います。にもかかわらず「イヤホンは音楽を聴くためのもの」と考えて、雑音対策の道具として選んだことがない人は少なくありません。
この記事では、公開されている公式情報をもとに、仕事中の雑音対策になるノイズキャンセリングイヤホンを5機種ピックアップして比較しました。読み終える頃には、自分の悩みに合う1台が判断できる状態になります。

この記事はこんな人へおすすめ!
- オフィスの話し声や周囲の物音が気になって、作業に集中できない人
- 在宅勤務中、家族の生活音やインターホンでオンライン会議に集中できない人
- 音楽なしで「デジタル耳栓」として使えるイヤホンを探している人
- Web会議が多く、通話時の声のクリアさも重視したい人
- とりあえず種類が多すぎて、何を基準に選べばいいか分からない人
結論(先に知りたい人へ)
- 会議の録音・文字起こしまでまとめて効率化したい人 → Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max
- ノイズキャンセリング性能を最優先したい人 → Sony WF-1000XM5
- Web会議での通話品質を重視したい人 → Panasonic Technics EAH-AZ100
- 音質・ノイキャンともに妥協したくない人 → audio-technica ATH-TWX9MK2
- まずはコストを抑えて試してみたい人 → Sony WF-C710N
先に結論を出しましたが、それぞれの特徴やデメリットは商品によって大きく異なります。以下で詳しく見ていきましょう。
周囲の音が集中力を奪う3つの理由
1. 脳が「無関係な音」も無意識に処理している
会話やタイピング音、生活音などは作業に無関係でも、脳は音の意味を無意識に処理しようとします。この処理に注意力の一部が使われ、資料や画面への集中が途切れやすくなるといわれています。
2. 音量ではなく「変化」に注意が引かれる
一定の環境音より、話し声やインターホンのように音量や種類が急に変化する音の方が、注意をそらしやすいとされています。オフィスの雑談や在宅時の来客音が気になりやすいのはこのためです。
3. 集中が途切れるたびに「再集中」のコストがかかる
一度集中が途切れると、同じ作業に戻るまでに一定の時間がかかります。雑音による中断が1日に何度も起きると、その積み重ねが作業時間全体を圧迫します。
ノイズキャンセリングイヤホン選びで見るべき4つのポイント

- ノイズキャンセリング性能:オフィスの話し声や在宅時の生活音など、下げたい音の種類によって得意な機種が異なる。
- 通話・マイク性能:Web会議で使うなら、ノイキャン性能だけでなく相手に聞こえる声のクリアさも重要。
- 装着感・バッテリー:長時間の装着になるため、重さや耳へのフィット感、連続再生時間も要確認。
- マルチポイント接続:PCとスマホを行き来する働き方なら、複数デバイスの同時接続に対応しているかを確認する。
商品比較表
| 商品 | 価格の目安 | 特徴 | おすすめ度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max | 36,990円(公式) | ウルトラノイズキャンセリング4.0/AI議事録機能 | ★★★★★ | 会議の録音・文字起こしまで効率化したい人 |
| Sony WF-1000XM5 | 35,750円(公式) | 統合プロセッサV2+QN2eによる高性能ノイキャン | ★★★★★ | ノイズキャンセリング性能を最優先したい人 |
| Panasonic Technics EAH-AZ100 | 39,963円(楽天市場調べ) | Voice Focus AIで送話・受話ノイズを軽減 | ★★★★☆ | Web会議での通話品質を重視したい人 |
| audio-technica ATH-TWX9MK2 | 38,500円(公式) | Pure Motion Driver新搭載/ハイブリッドANC | ★★★★☆ | 音質とノイキャンをどちらも妥協したくない人 |
| Sony WF-C710N | 17,600円(公式) | デュアルノイズセンサー/コスパ重視 | ★★★★☆ | まずはコストを抑えて試したい人 |
※価格は2026年8月時点で公式サイト・主要ECサイトに掲載されていた情報をもとにしています。セールやキャンペーンにより変動するため、購入前に必ず公式ページでご確認ください。Panasonic Technics EAH-AZ100はオープン価格のため、楽天市場での公式ストア価格を記載しています。
商品ごとの詳細
1. Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max(完全ワイヤレスイヤホン)
Anker史上最高グレードという「ウルトラノイズキャンセリング4.0」を搭載し、独自開発のAIチップにより高精度なノイズ処理を行うモデルです。公式情報によると、会議の録音を自動で文字起こし・要約する「AIボイスレコーダー」機能を備えており、単なる音楽用イヤホンではなく仕事道具として設計されています。
メリット
- 業界最高クラスとされるノイズキャンセリング性能
- 会議録音・自動文字起こし・要約までこなすAIボイスレコーダー機能
- 充電ケースのディスプレイでノイキャン強度などを直接操作可能
- 最大3台のデバイスに同時接続できるマルチポイント対応
デメリット
- 5機種の中でも機能が多く、使いこなすまでに時間がかかる場合がある
- ケースが大きめで、モバイル利用時はやや携帯性に劣る
こんな人におすすめ:会議の議事録作成まで一台で効率化したい人、多機能を使いこなしたい人。
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2. Sony WF-1000XM5(完全ワイヤレスイヤホン)
ソニー独自の統合プロセッサーV2と高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eを組み合わせ、片耳3つずつのノイズキャンセリングマイクを搭載したモデルです。公式情報では、前モデルのWF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減を実現しているとされています。
メリット
- 業界でも定評のある高いノイズキャンセリング性能
- 新開発8.4mmドライバーによる高音質
- 前モデルより軽量・小型化され、長時間装着でも疲れにくい
デメリット
- 会議録音・文字起こしのような業務効率化機能は搭載していない
- マルチポイント接続は同時2台までとなる場合がある(利用環境により異なる)
こんな人におすすめ:とにかくノイズキャンセリング性能を最優先したい人、定番モデルの安心感を重視する人。
3. Panasonic Technics EAH-AZ100(完全ワイヤレスイヤホン)
完全ワイヤレスイヤホンとして初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載したモデルです。公式情報によると「Voice Focus AI」により、送話時のノイズカットと受話時のAIノイズ除去の両方に対応しており、Web会議での通話品質を重視する人向けの設計になっています。
メリット
- 送話・受話の両方でAIによるノイズ処理に対応
- 磁性流体ドライバーによるハイレゾ対応の高音質
- LDAC対応、マルチポイント接続対応
デメリット
- 5機種の中では価格がやや高め
- 会議録音・自動文字起こしのような機能は搭載していない
こんな人におすすめ:Web会議での自分の声の聞こえやすさ・相手の声の聞き取りやすさを重視したい人。
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4. audio-technica ATH-TWX9MK2(完全ワイヤレスイヤホン)
オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン最上位モデルの後継機です。公式情報によると、新開発の「Pure Motion Driver」と進化したハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術を搭載しており、音質とノイズキャンセリング性能の両立を狙ったモデルです。
メリット
- 音響機器メーカーならではの高音質設計
- ハイブリッドデジタルノイズキャンセリングで進化した遮音性能
- 独自の深紫外線除菌システムを搭載し衛生面にも配慮
デメリット
- 5機種の中で価格帯は上位に位置する
- 会議効率化に特化した機能は搭載していない
こんな人におすすめ:音質面でも妥協したくない人、音響メーカーの技術力を重視する人。
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5. Sony WF-C710N(完全ワイヤレスイヤホン)
ソニーのエントリー向けノイズキャンセリングモデルWF-C700Nの後継機です。公式情報では、新採用の「デュアルノイズセンサーテクノロジー」により、上位モデルに近いノイズキャンセリング性能をより手に取りやすい価格で実現しているとされています。
メリット
- 5機種の中で最も価格が抑えられている
- ケース込みで合計最長40時間再生というロングバッテリー
- IPX4相当の防水性能で汗や雨を気にせず使える
デメリット
- 上位モデルと比べるとノイズキャンセリングの効きはやや控えめ
- AIによる会議効率化機能などは搭載していない
こんな人におすすめ:まずはノイズキャンセリングイヤホンを試してみたい人、コストを抑えたい人。
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実際の使い方|購入後にやっておきたいこと
- 専用アプリでノイキャンの強度を調整する:多くのモデルは専用アプリで環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを調整できる。オフィスと在宅で設定を分けると効果を実感しやすい。
- 「外音取り込みモード」も使い分ける:常時ノイキャンをオンにするのではなく、声をかけられたときだけ外音取り込みに切り替えると、周囲とのコミュニケーションも取りやすくなる。
- マルチポイント設定を済ませておく:PCとスマホの両方で使う場合は、購入直後にマルチポイント接続を設定しておくと、会議のたびに接続し直す手間がなくなる。
- 装着感を数日試してから判断する:耳への収まり方は個人差が大きいため、付属のイヤーピースをサイズ違いで試し、数日使ってから最終判断すると失敗しにくい。
よくある質問(FAQ)
Q1. ノイズキャンセリングイヤホンをつけていても、話しかけられたことに気づけますか?
A. 多くのモデルには「外音取り込みモード」が搭載されており、ボタン操作やタップでノイキャンと切り替えられます。オフィスで使う場合は、この切り替えのしやすさも選ぶ際のポイントになります。
Q2. 音楽を聴かずに、雑音対策だけの「デジタル耳栓」として使えますか?
A. はい。今回紹介した機種はいずれも、音楽を再生せずノイズキャンセリング機能だけを使うことができます。集中したい作業のときだけ装着する、という使い方も可能です。
Q3. Web会議用に選ぶなら、何を優先すればいいですか?
A. ノイズキャンセリング性能に加えて、相手にどう聞こえるかというマイク・通話品質も重要です。今回であればPanasonic Technics EAH-AZ100やAnker Soundcore Liberty 5 Pro Maxのように、通話周りの機能を明記しているモデルが選びやすいでしょう。
Q4. 価格が一番安いのはどれですか?
A. 今回紹介した中では、Sony WF-C710Nが最も手に取りやすい価格帯です。ただし価格は変動するため、購入前に最新価格をご確認ください。
Q5. 会議の議事録作成まで効率化したい場合は、どれを選べばいいですか?
A. Anker Soundcore Liberty 5 Pro Maxには会議録音・自動文字起こし・要約を行うAIボイスレコーダー機能が搭載されており、この用途に最も適しています。より本格的な議事録作成ツールと組み合わせたい場合は、関連記事の「会議の議事録作成に時間がかかる人へ|AI議事録自動作成ツール3選【2026年版】」もあわせてご確認ください。
まとめ
周囲の音は意識しづらいストレスですが、集中力の途切れや再集中のコストとして、日々の作業時間に確実に影響しています。
- 会議の録音・文字起こしまで効率化したいなら → Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max
- ノイズキャンセリング性能を最優先したいなら → Sony WF-1000XM5
- Web会議での通話品質を重視したいなら → Panasonic Technics EAH-AZ100
- 音質とノイキャンをどちらも妥協したくないなら → audio-technica ATH-TWX9MK2
- まずはコストを抑えて試したいなら → Sony WF-C710N
まずは自分が「機能性」「ノイキャン性能」「通話品質」「価格」のどれを最優先したいかを整理してから選ぶと、失敗しにくくなります。周囲の音が気になって作業に集中できていないと感じるなら、この機会に見直してみてください。

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